9月10日(水)発売のanan2462号「素を磨く」特集内で、劇場版『鬼滅の刃』の記事を担当しました。
7月の公開以来、絶賛公開中の『鬼滅の刃』。5年前の「無限列車編」の時から、「遊郭編」「刀鍛冶の里編」「柱稽古編」と毎年記事を送り出してきましたが、いよいよ待望の「無限城編」、その第一章が公開になるのですから、数か月前から気もそぞろ、ソワソワしていた担当Sです。
特集にからみ、キャストやアーティストの皆さんのお話をお伺いするほどに、とにかく早く完成版を見たいな!と、待ち望む気持ちはマックスに。公開直後のチケットを買うべく、零時の販売スタート直前に、映画館の予約ページを開き待機していました。そして時間通りにサイトにアクセスしたところ、すでに回線の混雑を示すグルグル的なものが表示され、そのまま待っていると、サイトに入るのに何万人待ち、という表示。
え、ちょっと待って、こんな深夜なのに、サイトにすら全然入れないんだけど、と俄かにパニック。席が争奪になることは覚悟して、迷いがないように予約する映画館も観る回も事前に決めおいたのに、サイトに入れないとは! もしかして、この館に人が集中しているのかな、と思い、別の系列の映画館、かつ穴場的なエリアにアクセスしてみるも、同様のグルグルが止まらない。あきらめて最初の系列のサイトに戻り、最初とは別の映画館のページに入ろうとしてみても、相変わらずのグルグルだし、しかも待ちの人数が時間の経過とともにどんどん増えていくという状態&絶望。
しかたないので、家族も動員し、さまざまな映画館に携帯からそれぞれアクセスを試みつつ、同時にPCも起動させてそちらからもアプローチする、という先の見えない地道な作戦を続けること約1時間。なんとか公開翌日、土曜のチケットを予約することができました。ようやくサイトに入ってみると、劇場館数と座席自体はかつてない規模で展開していたので、席自体は問題なく取れました(ホッ)。たぶん、アクセス数がキャパシティを超えてしまったのでそういった事態になったのでしょうね。無事、公開翌日に観賞した作品の素晴らしさは私の筆力の限界を超えていましたので、ご自身で体感していただきたいのですが、本当にあっという間の、濃い映像体験でした!
さて、今回ananの表紙は、公式のvsビジュアルの3枚目“善逸vs 獪岳”です。鬼滅の描き下ろしは何度かananの表紙を飾っていますが、善逸は初登場。絵の完成度は素晴らしく、むちゃくちゃカッコいいです。しかもその素晴らしいアートワークを特装仕立てにいたしました。高級感のある質感となっていますので、ファンの皆さんはぜひ手に入れてください!
12ページの特集には、表紙となった絵柄だけでなく、公式の見事なキービジュアルの数々を収録。そして、キャストと主題歌アーティストたちの熱量の高いインタビューをたっぷり掲載しています。いまだからこそ語れる、皆さんの思いが溢れ出る記事となっていますので、このメモリアルな一冊をお見逃しなく。(S)

画像では伝わりにくいのですが、ufotableの手による素晴らしいアートワークに、光沢のある文字をデザインした豪華な特装版。ぜひお手元でお楽しみください!(S)