
自堕落な生活をイメージしたお部屋のセット。“ダメっぷり”を高めるため、シーツはあえてグシャグシャに! ブランケットやクッションカバーには原色を使い、往年の香港ノワールのようなおしゃれでキャッチーな世界観に。
9/30(水)発売のanan 2513号「応援の流儀 2026」特集の表紙は、なにわ男子の西畑大吾さん。表紙撮影のエピソードを紹介します。
まず撮影したのは、闇落ちし、自堕落な生活に溺れる「Episode2:都会の悪夢」。ボタンを大胆に開けたボルドーのサテンシャツに、ネイビーの柄シャツを重ねた“ちょいワル”なコーディネート。普段の西畑さんではなかなかお目にかかれない、指先に塗ったブラックのネイルも注目ポイントです。スタジオ内に酒瓶が転がるお部屋風のセットを組み、ベッドに寝転びながら撮影をしました。「このシーンでは、ダークサイドに堕ちた西畑さんを撮影したいです」とイメージをお伝えすると、ニヤリと微笑む西畑さん。撮影が始まると、衣装やセットの雰囲気からこちらの意図をすぐに汲み取り、べッドの前に転がるグラスに気だるげに手を伸ばす妖艶な表情を…。いつもと違うダークな雰囲気に、1カット目からスタジオに大きな歓声が上がりました。ベッドまわりでの撮影を終え、次は真っ赤な壁の前に場所を移動。柄シャツを脱ぎ捨て、「なにわ男子カレンダー2026.4→2027.3」でも話題となった玉座に君臨する“帝王”カットのセルフオマージュも。西畑さんがご自身のブログでも触れていた“足の指先”がのぞくカットも掲載していますので、みなさんお見逃しなく!
次に撮影したのは「Episode1:孤独のはじまり」。白壁の前に座り、白のフリルシャツにベールを纏った、まさに天使のような姿から、同衣装のまま、顔にあえて“汚れ”風のメイクを施し、傷ついた心を表現した印象的なカットを、順を追って撮影しました。先ほどまでのダークな雰囲気から一転、白い肌とマッチしたオールホワイト衣装の愛らしい姿に「ギャップがすごい!」「フランスの少年みたい」と次々にスタッフから声が! 「フランス、行ったことないけど(笑)」と西畑さんからツッコミが入ると、スタジオ内は大きな笑いに包まれました。和やかな雰囲気の中、ベールをめくったり、かすみ草を抱えたりと柔らかな表情を収めた後、“汚れ”風のメイクをオン。カメラの前に実際に立っていただき、メイクの“汚れ具合”を調整しながらの撮影だったため、お待たせする時間もありましたが、その都度、表情を作り、カメラテストにも快く付き合ってくださった西畑さん。そんな真摯な姿に、高いプロ意識とスタッフへの気配り、西畑さんの優しさを感じました。物語のはじまりに相応しい、美しくも儚い西畑さんの姿は必見です。
最後はモノトーンのスーツに身を包み、スタジオのガレージにシャワーで雨を降らせ撮影を行った「Episode3:最後の約束」。雨が降りしきる中、傘越しにこちらを見つめたり、傘を外してしゃがみ込んだりと、次々にポーズを変える西畑さん。最後はジャケットを脱ぎ、全身で雨を浴びながら撮影を。集中力をグッと高め、視線と表情で世界観を作り上げる西畑さんの高いポテンシャルと表現力は圧巻です。実はこのカットを撮影する前、シャワーが要らないほどの突然のゲリラ豪雨が…。西畑さんがお着替えを終えるころには無事に雨がやんだのですが、そんなカメラには写らない雨の匂いや質感も感じながらご覧いただくと、より幻想的な世界観を楽しんでいただけると思います。
守ってあげたくなる子犬のような表情も、守ってほしいと願わずにはいられない真っすぐで力強い視線も。シーンやカットごとに“顔”を変え、世界観を表現してくださった西畑さん。そんな感情の揺さぶりを表す言葉を…と考え、読んだみなさんの“心の声”を想像しながら、「愛したい、愛されたい、愛したい。」というタイトルを付けました。“愛したい? 愛されたい?”と想いを巡らせながら、ぜひ誌面を楽しんでください。(K.S)































