新メンバー登場企画で共通のキーワードとなる、“アイドル”“シネマ”“セクシー&クール”。メンバーによって異なる設定でお送りしてましたが、寺西さんには、特集にちなみ“マナーのある男”もプラス。それぞれの世界観をしっかり表現してくださいました。

多忙を極める中でも、「おはようございます！」と爽やかにスタジオインした寺西さん。4つのテーマに関するイメージビジュアルを見せながら説明し、各モードに入っていただきました。

まずは“アイドル”から撮影はスタート。グループ最年長ということで、寺西さんには大人っぽさを足した、「朝まで残業した帰宅後の至福のおうち時間」を過ごしていただきました。ブラックスーツ&タイ、そしてメガネというスタイリングで登場。「仕事が終わってやっと帰れる、朝日が眩しい…」そんなシチュエーションをものすごくリアルに演じてくださいました。夜食（もう朝食？）を手に帰宅し、タイを外しながらソファにゴロリ。そして待ちに待ったビールタイム！　お酒好きの寺西さんですが、もちろんこちらはプロップスタイリストが用意したオリジナルパッケージのダミービール。プシュッと開け一口飲み、「ピーチ味です…」と思わず笑ってしまう一幕も。テイクアウトした餃子と焼きそばを頬張り、しまいにはアイスクリーム…とかなりやんちゃな朝帰りごはんを食べていただきました。原さんはチェリー系のコーンアイス、橋本さんはフローズンヨーグルトのバーアイス、猪俣さんはソフトクリーム、篠塚さんはパーティーサイズカップと、連続登場企画で共通のアイテムとなっているアイスクリーム。寺西さんはご褒美サイズの１パイントカップのストロベリーとなりました。お腹が満たされたら、思わずベッドへダイブ。幸せを噛み締めている表情に浮かぶ少しの疲労感がとってもリアル！　時折見せるドキッとする表情、優しい笑顔と差し伸べる手にキュンとする、そんな “大人なアイドル”を感じてください。

２ポーズ目は、特集テーマである“マナー”にちなんだショットです。光沢感のあるセットアップを着用。素肌に纏うスタイリングにも関わらず、滲みでるのは寺西さん自身が持つ気品。「品のある男」というテーマを視線、所作でしっかり表現してくださいました。そんなノーブルな雰囲気をご堪能ください。

3ポーズ目は、「揺蕩うセクシー」。連続登場企画でそれぞれご自分のメンバーカラーをバックに撮影しています。寺西さんは、冷静さだけでなく、炎の中でも一番熱い、秘めた情熱を感じさせる水色。深海の中に揺蕩っているようなライティングに静かに照らされた寺西さんから漂うのは大人の色香。引き込まれるような視線は必見です！　カバーの可能性があるということで、色々な角度やポーズ、表情で突き詰めて行った撮影に、真摯に応えてくださる寺西さんならではの“セクシー”に酔いしれて。

ラストは、キーワード“シネマ”。これまでのカットとは一線を画す、「ひりつく香港ノワール」の世界へようこそ！　ペイズリーの柄シャツにブラックパンツ、そして丸いフレームのサングラス。怪しくネオン管が光る、仄暗い裏路地に佇んでいたのはワケアリな男。スタッフがオーダーする、「これから一攫千金を狙う男」「でも葛藤もあって…」というような設定に、これまでの柔らかな空気感とは全く異なる迫力のある視線やイラついた表情を見せてくださいました。ガラッと変わる表情に、撮影現場も感嘆の声が…。そんななか、最後に見せる切なげな眼差しに心を掴まれること必至なグラビアとなりました。

インタビューでは、先ほどの４人の男を演じたとは思えないほど、気さくで時に冗談も交えながら話す寺西さんの姿が。ひとつひとつ丁寧に言葉を紡ぎながら、グループそしてご自身の今、そしてこれからを話してくださいました。新メンバー決定直後から出演舞台が始まり、現在もミュージカルに出演中、そして次回作も決まっている寺西さん。全てオーディション前から決まっていた作品ということで、俳優として着実に、真摯に歩んできた結晶でもあります。そんなこれまでの17年間という誇りと共に、グループの一員としてメンバーと描いていく新たな未来。その一言一言に想いが乗ったインタビューを誌面にて見届けてください。（KY）

雰囲気たっぷりの香港ノワールの世界。