
お守り代わりに持ってきた私物のフィギュア。スタジオの隅のほうに置いていたのをマネージャーさんが目ざとく見つけてくださり、会話のきっかけに。ありがとう、ファニー・ヴァレンタイン大統領!
荒木飛呂彦先生による漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の原作第7部に相当する『スティール・ボール・ラン』(『SBR』)のアニメが3月19日についに配信。『SBR』の配信を記念して、主人公のジョニィ・ジョースターとジャイロ・ツェペリにanan2487号の表紙に登場していただきました。 ジョニィ役の坂田将吾さんとジャイロ役の阿座上洋平さんのグラビア撮影が、『ジョジョ』のセリフを借りるなら「ディ・モールト ベネ(非常に良い)」な仕上がりでしたので、その時の模様を『ジョジョ』の名言を多用しながらお届けします。
もし私が第6部に登場するプッチ神父なら、「『素数』を数えて落ちつくんだ…」と言いたくなるほど、期待と興奮でソワソワしていた撮影当日。
同じ事務所の先輩後輩でもある坂田さんと阿座上さんが一緒にスタジオに到着。フィッティングでは、普段は着ないような衣装とそれを着こなすおふたりに、スタッフから思わず「『ジョジョ』だ…(褒)」の声が。通常、キャストさんがメイクに入られている時間は、撮影や取材の準備に充てたり、それが済んでいれば他の作業をしながら待つこともあるのですが、何の気ない雑談から思わぬことが発覚。
カメラマン、ライター、スタイリスト、ヘアメイク全員を『ジョジョ』好きで揃えていたのですが、実はキャストふたりのマネージャー、窓口になっていただいているワーナーの担当者も全員『ジョジョ』好きという…(笑)。まさに「『スタンド使い』は『スタンド使い』といずれひかれ合う」じゃあないですが、見渡す限り全員『ジョジョ』好きな異空間に、そこにいる全員が不思議な興奮を覚えていました。「時を止め」てずっと好きなエピソードやキャラクターについて語らいたい、そんな思いで好き好きに『ジョジョ』トークを繰り広げながらメイクが終わるのを待つことに。
作品の世界観に寄せたしっかりとしたメイク感と、“高貴”“騎手”をテーマにした衣装を纏い、一気にモードな雰囲気に仕上がったふたり。ちょっと耽美で、心に少し闇や影のあるような、そんな奥行きのある人間美を表情やポーズで表現していただきました。スカーフやハーネスといった小物やネイルなど細部まで『SBR』の世界観を演出しているのでぜひ注目してみてください。余談にはなりますが、ジャケットを脱いだシャツスタイルの阿座上さんが第4部に登場する吉良吉影と見紛ういでたちで思わずご本人に伝えたら「僕もそう思いました」とにっこり。こういう細かい『ジョジョ』トークを永久にしていたい撮影でした。
インタビューは、まずはおふたりと『ジョジョ』との出合いから。学生時代に『ジョジョ』好きの友人から薦められたお話から、好きゆえに受けるか悩むオーディション、大役を務めることへの矜持など、終始『ジョジョ』愛に溢れたインタビューとなり、おふたりの主役としての覚悟が「『言葉』でなく『心』で理解できた」、そんなインタビューとなりました。
ほかにも、ディエゴ・ブランドー役の石川界人さんや、スティーブン・スティールとその妻ルーシーを演じる三宅健太さんと高橋李依さん、シリーズ構成の小林靖子さんのインタビューも必読ですので、ぜひ本誌でご覧ください。(YW)












