『りんごかもしれない』『もう ぬげない』『ころべばいいのに』など、数々のベストセラーを手掛けた絵本作家のヨシタケシンスケさん。愛らしいイラストと発想力豊かな絵本は、子供はもちろん大人も虜にすると評判。2022年から全国を巡回していた初の大規模展「ヨシタケシンスケ展かもしれない」に、新作展示やオリジナルグッズなどをたっぷり増量した展覧会「ヨシタケシンスケ展かもしれない たっぷり増量タイプ」が始まった。


70万人以上を動員した話題の個展がさらに増量して、東京に戻ってきた!

本展では、ヨシタケさんが身の回りのできごとを観察し、長年にわたって描き溜めた膨大な数のスケッチの複製を過去最大の7500枚以上一挙に公開。絵本の制作過程をたどることができるアイデアスケッチや原画なども増量して展示する。うるさい大人にリンゴを投げるアトラクションや、歩くとふかふかする天国の道、座ると痛い地獄のトゲトゲイスなど、絵本の世界を体感できる仕掛けも会場の随所に設けている。

また最大の目玉は、展示室に登場する大きな森。森の中ではつり輪につかまり、足をぶらぶらさせる「おとなでいるのにつかれたら あしのうらをじめんからはなせばいい」という絵本の一節を体験できたり、誰にも見せない絵を描いて秘密にしたままシュレッダーで粉々にしてみたり、ヨシタケさんの想像の世界を実際に体験できる場も登場する。

ユーモア満点のヨシタケワールドを3次元で楽しめる本展。思い切って飛び込めば、幼い頃に感じていたワクワク感に再び出合えるかも。

森の中でつり輪につかまり、足をぶらぶらさせる展示のイメージ。

東京会場の新規展示物のためのスケッチ (C)Shinsuke Yoshitake

近年発行の絵本4冊からも厳選した原画は総数約170枚にまで増量して展示。

『ぼくはいったい どこにいるんだ』原画 (C)Shinsuke Yoshitake

『ぼくはいったい どこにいるんだ』ブロンズ新社 2023年 (C)Shinsuke Yoshitake

Information

ヨシタケシンスケ展かもしれない たっぷり増量タイプ

CREATIVE MUSEUM TOKYO 東京都中央区京橋1‐7‐1 TODA BUILDING 6F 開催中~6月3日(火)10時~18時(土・日・祝日は9時~。金・土曜および5/4・5は~20時。入場は閉館の30分前まで) 一般2000円ほか TEL:050・5541・8600(ハローダイヤル)

文・山田貴美子

anan 2440号(2025年3月26日発売)より
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No.2440掲載

推し旅 2025・春

2025年03月26日発売

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