【博多旅】玄界灘で獲れる海産物をはじめ、名物がひしめくグルメの街へ

空港から市街地まで約15分。祭りや工芸品のみならず食文化に至るまで、独自文化が花開く福岡県の中心地・博多。そんな博多のグルメ旅をご紹介します。

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    玄界灘で獲れる海産物をはじめ名物がひしめくグルメの街へ

    福岡でなにより特筆すべきは九州一の繁華街・天神まで電車で15分程度という空港の近さ。しかも空港から新幹線停車駅であるJR博多駅まで電車で10分程度。そのため、みずほPayPayドーム福岡や博多座へもアクセスしやすく、近頃は推し活の遠征先としても人気になっている。

    そしてもうひとつの人気の理由はグルメ。有名なもつ鍋、水炊き、ラーメン以外にも、ゴマ鯖や鉄鍋餃子、ふわふわ食感のうどんなど名物多数。九州全土から旬の生鮮品が集まってくるため、食のレベルが高いのが魅力だ。

    吉塚うなぎ屋

    150余年伝承された焼きの技術で仕上げられた福岡の名物うなぎ

    うな重は4切れ ¥3,760~。うなぎの量によって金額が変わり、写真は5切れの上うな重。きも吸い、ご飯、漬物付きで ¥4,510。濃いめの味付けが好きな人は、別皿で付いてくるタレで調整できる。

    うまき ¥700。白焼きやうざくなど単品料理もあり。

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    創業はなんと1873年という老舗中の老舗で、休日ともなると開店前から大行列ができる人気店。うなぎは、長年信頼関係を築いてきた国内の複数の生産者から、その時期に最も質のいいものを選んで使用。こなしと呼ばれる独自の焼きの技術により、うなぎそのものの脂で表面はカリッと香ばしく中はふっくらで、焼き加減が秀逸。創業以来伝承されてきたほんのり甘めのタレで仕上げている。艶や甘みを考え数種類をブレンドし、少し柔らかめに炊き上げたご飯とも相性抜群。

    information

    吉塚うなぎ屋

    福岡市博多区中洲2-8-27 TEL. 092-271-0700 10:00(案内開始10:30)~21:00(20:15LO) 水曜、第2・4火曜休

    博多祇園 鉄なべ

    モチモチの皮はもちろん、ラー油や柚子胡椒まですべて手作り

    鉄なべ餃子1人前(8個) ¥570。写真は3人前。瓶ビール ¥580。辛子明太子など、餃子の焼き上がりを待つ間に楽しめる、おつまみ系の一品料理もある。

    熱々の丸い鉄鍋に円形に敷き詰められた餃子は、皮からすべて手作り。サクサクカリカリに揚げ焼きされた皮は、少し厚めでモチモチ。中はニンニクの香りがきいた野菜の甘みを感じるジューシーな餡。テーブルに置かれている柚子胡椒やラー油もなんと自家製。ひとつひとつが小ぶりなのもあり、付けダレを変えながら食べ進めていくと、ひとりで軽く2人前はぺろり。屋台発祥のお店らしく、気がねない雰囲気で楽しめるのも、愛される理由かも。

    information

    博多祇園 鉄なべ

    福岡市博多区祇園町2-20 TEL. 092-291-0890 17:00~22:30(22:00LO) 日曜休、祝日不定休

    魚ト肴 いとおかし

    鮮度抜群の生け簀料理や旬の食材を九州のお酒とともに堪能できる

    かわはぎの姿造りは時価。この日は100g ¥2,000。写真は ¥5,000。

    ゴマ鯖 ¥1,800、春野菜と桜エビの焼きサラダ ¥680。福岡の鯖は太平洋側の鯖と違い、身を生で食せるのが特徴。

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    1階カウンター内に生け簀があり、そこで泳ぐ魚を注文を受けてから捌いて提供する生簀料理が人気。写真のかわはぎの姿造りも、肝を溶いた醤油で食べられるのは、その鮮度ゆえだ。魚介以外にも、地元で獲れた旬の食材を使った料理が多数揃う。京料理の名店や福岡の有名料亭で修業したオーナーが手がける店だけに、ひと手間かけたメニューが多く、器や盛り付けにも技あり。

    information

    魚ト肴 いとおかし

    福岡市中央区春吉3-25-27 TEL. 092-715-1004 朝食7:00~12:00(11:30LO)、17:30~23:00(フード22:00LO、ドリンク22:30LO) 無休(朝食のみ水曜休) https://itookashi.co.jp/itookashi/

    みやけうどん

    昔ながらの味わいある木造店舗で味わう、福岡のやわやわうどん

    うどん¥400にごぼう天¥100をプラス。トッピングは他に、玉子、きつね、丸天、えび天、わかめが。

    大正時代に建てられた風情ある木造の建物と、店先の大きな提灯が目を引く。暖簾をくぐると、黒光りした椅子にテーブルが並び、昔ながらの風情を感じさせる。この地で70年以上続く店は、厨房の大きな茹で釜であらかじめ茹でてある麺をあたためるのも、釜であたためておいた徳利に入った出汁をかけて提供するスタイルも、昔ながら。ふんわり食感のやわやわ麺は、カツオや昆布、鯖節などでとった出汁をまとった優しい味わい。すべて¥100でトッピングが選べるのも嬉しい。

    information

    みやけうどん

    福岡市博多区上呉服町10-24 TEL. 092-291-3453 11:00~17:00 日・祝日休

    いちごやcafe TANNAL 福岡大名店

    あまおう農園直送の採れたていちごがふんだんに

    TANNALあまおうパフェ~リバイバル~¥3,200。中はパンナコッタやムース、グラノーラ、シフォンケーキ、ジェラートなど。

    甘みと酸味のバランスのよさと濃厚な味わいで人気の福岡のブランドいちご・あまおう。糸島市にあるあまおう農園が手がけるカフェは、パフェをはじめ、タルトやミルフィーユといったケーキ類のほか、スムージーやカクテルなど、いちごを使ったあらゆるメニューが揃う。人気の「TANNALあまおうパフェ~リバイバル~」は、大きいほど甘みの増すあまおうをサイズ違いで3種使い、上から下まであまおうづくし。旬はまさに今。夜遅くまで営業しているので夜パフェもぜひ。

    information

    いちごやcafe TANNAL 福岡大名店

    福岡市中央区大名1-3-14 花形館A1 TEL. 092-791-6209 9:00(~12:00はモーニング)~22:00(21:30LO)、金~日曜~23:00(22:30LO) 無休

    DACOMECCA

    目の前で仕上げられていくパンにワクワクが止まらない

    手前から、厚切りベーコングラタン¥454、自家製ハムとリコッタチーズのサンド¥572、ホットコーヒー¥500。ドリンクをオーダーすると、店内でイートインが可能。

    東京・表参道でも行列の絶えない福岡の人気ベーカリー『AMAM DACOTAN』が、パンの聖地を作りたいという想いから、2021年に博多駅そばにオープンさせたのがここ。天井が高く開放感ある店内には焼きたてのパンがずらり。店内入ってすぐの炭火でベーコンやソーセージが焼かれ、それを挟んだバーガーやホットドッグのクオリティの高さが評判。ネットでオーダーして店で受け取れる、旅行客に嬉しいサービスも。

     

    information

    DACOMECCA

    福岡市博多区博多駅前4-14-1 ショップ7:00~19:00、カフェ7:00~18:00(17:00LO) 不定休 https://dacomecca.com

    写真・小笠原真紀 構成、文・望月リサ

    anan 2489号(2026年3月25日発売)より
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    No.2489掲載

    推し旅 2026・春

    2026年03月25日発売

    暖かい気候がベストな今だからこその“おさんぽ旅”をナビゲートする「推し旅 2026・春」。レトロで美しい町並みが素敵な萩&津和野、東京都内で自然を求めて電車で訪ねる奥多摩、美味も景色も満喫できる福岡県の博多&志賀島など、今回も充実のラインナップです!

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